なかがきその1
みな:はい、『夢色の世界』Dream-1の収録お疲れさまでした〜。
彰&美咲:おつかれさまでした〜。
みな:これで1章が終わったわけなんですけど、読んでくれてる人の感想が気になるよ〜……。
深愛:そんな酔狂な人がいるのかしら?
環:いるわけねーですよ。ヒロインの環がほとんど出てないんですもん。
彰:お前はヒロインじゃねーだろ。
美咲:だよね。美咲がヒロインだもん。
みな:いや、二人とも違いますから。一応この作品のヒロインは深愛ちゃんってことになってるんです。
深愛:そんな役、欲しい人に譲ってあげるわ。わたしのガラじゃないもの。
みな:ダメです。ヒロインは深愛ちゃんなんです。決定事項です。覆りません。
彰:……で? ヒロイン談義する場所じゃないんだろ? ここは。
みな:ですね。さすが主人公、頼りになるね。
美咲:じゃあ、ここでは何するの?
環:最初のなかがきだし、ネタバレとかはそこで偉い人が睨んでてできねーので、ちょこっと裏話でもしますかねー?
彰:裏話もダメに決まってるだろ……。
みな:と、言うわけで、今回はこの小説について語りますね〜。
彰:それじゃあ、まずはタイトルからでいいんじゃないか?
みな:そうだね。それじゃタイトルからいってみよう。でね、夢って基本的に色がないじゃない? っていうか、少なくともみなの夢は無色なのよね。多分夢を見ているときは色がある気もするんだけど、起きて思い返してみるとやっぱり無色なんだよね。だから、夢と無色を合わせて『夢色の世界』。だから、読みは『ムショクノセカイ』なんだよ? 作中でどういう意味を持ってくるかはこれからのお楽しみということで。
深愛:きっと『ゆめいろのせかい』って読んでる人のほうが多いと思うわ……。
美咲:ですね。わたしも台本渡されたときは『ゆめいろ』だと思いました。
みな:…………いいもん。どうせ普通には読めませんよ〜だ。
環:あ、スネた。
彰:スネてないで次行こうぜ。で、今回のDream-1はあんまり事件らしい事件もなかったけどさ、次から始まるのか?
みな:そだね。Dream-2から物語は動き出す……んだけど、彰が主人公らしいことをするのはDream-3からかな。
深愛:それ、大丈夫なの? 読んでくれている人がいても読む気なくすんじゃないかしら?
みな:うん。みなも思う。っていうか、実際言われた。
彰:大丈夫なのか? これ。
みな:ぶっちゃけ大丈夫じゃないかもだけど、この作品はこのままいっちゃおうと思ってる。今から変えられるものでもないしね。
美咲:それで、このままいくのはいいんですけど、終わるんですか? この作品。
みな:…………タブンネ〜。
環:望み薄ですね、これは。このパカタレが〜!
みな:き、きっと大丈夫なので、読んでくれると嬉しいですっ!
美咲:あ、無理やり終わらせようとしてる。
みな:あ〜あ〜何も聞こえな〜い。さて、そろそろ次回予告でもいきますか。
掴めない手がかり。過ぎていく時間。けれど、そんな時間も無駄じゃないと思いたい。
次回、Dream‐2 それぞれの絆 〜memories〜 ご期待ください。
『変わることは、罪なのかもね……』。
みな:それでは、次回のなかがきでおあいしましょ〜。ジューシーポーリーバーイ。